2010年12月11日
屋敷の門と母屋の間にある前隠しは?
沖縄の伝統的な民家には、屋敷の門と母屋の間に衝立状の前隠しがありますが、これを何という?
A:アシャギ
B:ジョー
C:ヒンプン
D:フール
【答えと解説】
沖縄の古民家は集落形態にもよるが、基本的に南向きであり、東から一番座、二番座となり、その背面に裏座がおかれていました。一番座には床の間が、二番座には仏壇が配置されるのがふつうです。
屋敷内の建物の配置では、裕福な家などで屋敷内の東側にアシャギという別棟を建てることがあります。西側には家畜小屋及び納屋を、北西の隅に豚小屋兼便所(フール)を設けていました。
門の正面に当たる建物前面にはヒンプンをおき、邪気払いと外からの視線をさえぎる役目としました。ヒンプンとはもともと中国語の屏風(ひんぷん)のこと。沖縄の魔物は角を曲がるのが苦手なため、直進して入ってこないように魔除けの意味もあります。
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A:アシャギ
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沖縄の古民家は集落形態にもよるが、基本的に南向きであり、東から一番座、二番座となり、その背面に裏座がおかれていました。一番座には床の間が、二番座には仏壇が配置されるのがふつうです。
屋敷内の建物の配置では、裕福な家などで屋敷内の東側にアシャギという別棟を建てることがあります。西側には家畜小屋及び納屋を、北西の隅に豚小屋兼便所(フール)を設けていました。
門の正面に当たる建物前面にはヒンプンをおき、邪気払いと外からの視線をさえぎる役目としました。ヒンプンとはもともと中国語の屏風(ひんぷん)のこと。沖縄の魔物は角を曲がるのが苦手なため、直進して入ってこないように魔除けの意味もあります。
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Posted by おもろ at 23:22│Comments(0)
│伝統・風習