2010年12月28日
廃藩置県後、日本語教育のために作成された教本は?
1879年の琉球処分により誕生した沖縄県で、日本語普及のために作成された教本は?
A:琉球新語
B:沖縄対話
C:琉球教本
D:沖縄読本
【答えと解説】
1879(明治12)年、廃藩置県によって琉球は沖縄県として日本に組み入れられることになる。課題は山積していたが、なかでも学校教育の普及は急務であり、とりわけ共通語教育は喫緊の課題であった。
そして翌年『沖縄対話』が発行され、共通語教育が始められることとなる。これは沖縄県学務課が編纂・発行した共通語=大和口と方言(首里方言)の対訳を並記した教科書である。
当初は教員養成所の「会話伝習所」で、主に学校の先生のためにつくられたものであり、のちに小学校でも使用されるようになった。日常使われる会話を想定した教科書であったが、それは同化教育の開始を意味するものであったことはいうまでもない。
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そして翌年『沖縄対話』が発行され、共通語教育が始められることとなる。これは沖縄県学務課が編纂・発行した共通語=大和口と方言(首里方言)の対訳を並記した教科書である。
当初は教員養成所の「会話伝習所」で、主に学校の先生のためにつくられたものであり、のちに小学校でも使用されるようになった。日常使われる会話を想定した教科書であったが、それは同化教育の開始を意味するものであったことはいうまでもない。
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Posted by おもろ at 10:23│Comments(0)
│文化・教育