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2010年07月30日

クバ笠で有名なクバはヤシ科の植物ですが和名は?

沖縄ではヤシ科の常緑高木・クバの葉を利用した生活用具は多種多様にあります。クバは方言ですが、和名ではヤシ科の何属?


     A:シュロ属

     B:ココヤシ(ココス)属

     C:フェニックス属

     D:ビロウ属


    


【答えと解説】
クバの葉は昔から住民の生活と深いかかわりあいをもち、葉を乾燥させ屋根を葺き、小型の舟(サバニ)の帆となり、クバ扇、クバ笠、クバみの、クバジー(クバの葉のつるべ)などがつくられました。

クバは ヤシ科のビロウ属の常緑高木です。葉は主にクバ笠などに利用されますが、若い葉等は物を包むのにも利用します。与那国の泡盛「どなん」や「舞富名」に巻かれているのがそうです。

また古来から御嶽や神アシャギによく植えられており、祭祀、宗教的な意味合いもあったようです。




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Posted by おもろ at 11:09│Comments(0)動植物
 
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